史上最大の“炒飯”大実験
最近は、料理好きな男子もまったく珍しくなくなりましたね。勤務先の大学にも「料理男子」たちがたくさんいます。元「料理“男子”」だった私もこの時代の好ましい変化に感慨深いものがあります。
本屋に行くと、そんな料理男子向けの雑誌がたくさん並べられているのを目にします。そんな男子向け料理雑誌の中でもプレジデント社さんの「dancyu(ダンチュウ)」は、男子料理雑誌界のパイオニアといってもいい、料理男子の教科書的存在です。
「dancyu」というネーミングは、「男子厨房に入るべからず」をもじっており、むしろ「男も積極的に厨房に入って料理に参加したら」というスタンスの雑誌で、料理男子たちが一度は必ず通るといっていい“道”でしょう。
そのdancyuの最新号5月号の特集が「炒飯」でした。
「炒飯が食べたくなる!」のコピーに、バックの情熱的な「赤」が映える表紙です。
その号の中の「42皿が激突!史上最大の炒飯大実験」と銘打った企画に、私もちょっと参加させて頂きました。
「炒飯づくりにおける数多の都市伝説的手法をひたすら試して、ひたすら食べて、その味わいと効果を探る!」ということで、以下のような“対決”が行われました。
- Round1 ご飯対決! 炊きたてか? 冷めたご飯か?
- Round2 卵対決! 卵は先に入れるか? 後から入れるか?
- Round3 時間対決!炒め時間は短いほどいいのか?
- Round4 油対決! 油は多いほうが旨いのか?
- Round5 鍋対決! やっぱり中華鍋が最適なのか?
- Round6 具材対決! どれか一つだけ選ぶなら?
- Round7 調味料対決! 味に深みをもたらす一さじは?
- Round8 裏ワザ対決! 噂の手法は有効か?
例えば「卵を先に入れた炒飯」と「後から入れた炒飯」では、食べてみると香りや味に明らかな違いが出るものですね。電子顕微鏡で表面構造なども観察してみました。いやー、オモシロかったー。
百聞は一見にしかず、数々の“対決”から自分の好みでパーソナライズした炒飯、是非お試し下さい。
楽しい経験をさせて頂いたdancyu編集部のSさん、ありがとうございました。また、日本酒でも飲みながらマニアックな料理の話を致しましょう。
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dancyu (ダンチュウ) 2013年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/04/06
- メディア: 雑誌
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