対戦相手を“食べて”応援するということ
ワールドカップ(W杯)出場を目指すサッカー日本代表が、ただいまオーストラリアと対戦中。
もちろん、“国民の義務”として応援してますよ。
よく、「対戦相手国の料理を食べて応援」というニュースを目にします。
南アフリカのワールドカップでは、例えば「打倒デンマーク!」に向けてデンマーク産の豚肉やチーズを使った料理を食べるという報道を覚えています。
今朝も通勤中に聞いているラジオで、オーストラリア産の「オージー・ビーフ」を食べようとか、オーストラリアに生息する「コアラ」にちなんで、「コアラのマーチ」を食べて応援する!といったいうわけのわからない話が出ていました。
海外でも似たような話があるんですかね。
“対戦相手”を食べて応援するということに、何か民族的というか文化的なものを感じます。
ドラゴンボールに出てくる、孫悟空達の最強の敵といえば、魔人ブウでしょうが、彼は相手をどんどん食べて強くなっていきます。
民話や昔話にも、似たような話がたくさんあると思います。
“食べる”ということが、体の中に“取り込む”ということですので、強い敵ほどその象徴的なものを“食いたく”なるのでしょう。
いま0-0でハーフタイム中。さてっと、急いで「コアラのマーチ」でも買ってこようかな。