仙台マルシェ・ジャポンにて
昨日感じた、ちょっといいことを一つ。
勤務先の大学で、食品のマーケティングを学ぶ演習科目があります。その授業の一環で、「マルシェ・ジャポン」という農林水産省の支援による都市住民参加型の市場(マルシェ)に参加するという活動があります。具体的には、学生達が自分たちで戦略を考えて、街で野菜を実際に売るという”販売実習”です。
仙台には、マルシェ・ジャポン センダイがあり、サンモール一番町商店街のアーケード内などで、多くの生産者が新鮮な食材を直に消費者の方に販売しています。その中で、一つのブースを宮城大学がお借りしています。
私は特にその演習を教えているわけではなく、今回、車で会場への野菜の運搬と終わった後の後片付けを少しだけ手伝いました。
相当な量の白菜やねぎなど野菜を運んだので、正直売れ残るだろうなと思っていましたが、最後はすべて完売したようです。
寒い中、朝10時から夕方5時ぐらいまで、少人数の学生だけで販売を行うのは結構しんどかっただろうなと思いますが、後片付けの時、学生の顔に「達成感」や「充実感」といった「やりきった感」の表情が浮かんでいるのを私は見逃しませんでした。教室に座ってただ話を聞く「座学」の時の顔とは大違いです。
実にいい表情を見せてもらいました。