食育講演会
昨日、太白区中央市民センターにおいて「食育」に関する講演会を行ないました。宮城大学 食産業学部と、食産業学部がある仙台市太白区の中央市民センターとの共催事業です。
事前に、宮城大学の事業構想学部の学生に、講演用のポスターも作製してもらいました。何回かのミーティングの後に、たくさんのポスター案を出してもらい、その中から選んだ私のお気に入りのデザインです。
講演の中身は、「卵と健康 ー 卵が秘める「なぞ」を解く −」という講演タイトルで、約1時間ほどお話させていただきました。私たちが行ってきた卵の機能性に関する研究をはじめ、身近な卵に関する話題をいくつかご紹介しました。
具体的には3つの卵、
- 好かれる卵
- 空気のような?食品
- 日本人と卵
- サッチャー元首相と卵
- 誤解される卵
- 卵とコレステロール
- 卵アレルギー
- 卵とサルモネラ食中毒
- 意外と知られていない卵
- 卵の来るみち
- 卵酒のサイエンス
- 卵の色と目の病気
に関するお話をしました。
「食育」という言葉自体、非常にあいまいな表現の言葉です。また、子供に対しての「食育」、大人に対しての「食育」、高齢者に対しての「食育」など、誰に対しての食育活動かによって、話は大きく変わってきます。食育のターゲットを絞りすぎてもいけませんし、広すぎると平凡な話になり過ぎるので、講演内容を組み立てるのがなかなか難しかったです。いろいろ勉強になりました。