夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

「たのしくそなえるラジオのじかん」@秋田

 3.11東日本大震災からもうすぐ2年。またあの時を振り返る機会が多くなりました。

 電気・ガス・水道などのライフラインが断たれた東日本大震災の後、私の唯一の情報源は「ラジオ」でした。スマホを持っていましたが、電池はあっという間に切れ、電源探しに一苦労しました。同じ境遇の方は多かったと聞きます。

 震災後、ラジオの重要性が再発見されています。わが家には、電池を使わなくても聞ける「手回し式のラジオ」がおいてあります。

秋田3局共同ラジオ番組

 前回のブログ*1で紹介したNHK秋田放送局とエフエム秋田、ABS秋田放送の3局共同のラジオ公開生放送番組「たのしくそなえるラジオのじかん 〜なかいち防災ステーション〜」に出演させて頂きました。

 3局共同というのは、なかなかないようです。

 秋田駅近くにある「エリアなかいち にぎわい交流館AU(あう)」に設置されたパネルと特設ステージ。↓事前に入念な準備がなされていました。秋田沖で発生した「日本海中部地震」からちょうど30年にあたり、写真展も展示してありました。

 放送終了後の記念写真。↓左から、松井梨絵子アナウンサー(ABS秋田放送)、村井絵美アナウンサー(エフエム秋田)、阿部悌アナウンサー(NHK秋田放送局)、私。

 3局のアナウンサーの皆さま、裏方の関係者の皆さまには大変お世話になりました。誠にありがとうございました!

「たのしくそなえる」ということ

 出させて頂いた番組のタイトルにもある「たのしくそなえる」という防災コンセプトに強い共感を覚えます。

 備蓄食や防災グッツなどの災害に向けた準備は、なかなか気が進まないことだと思います。基本、起こって欲しくないものですので。「しなきゃいけない」といった強迫観念のようなものを感じると、むしろカラダは動きにくくなることでしょう。

 番組の来場者参加企画に「もしも!?のクッキング」や「もしも!?のショッピング」というのがありました。震災時のように限定された中での料理や買い物でしたが、いろいろ考えを巡らすので秋田市民の方も楽しく参加されていらっしゃるようでした。

 地震はいつ起こるかわからないものですので、ご家庭では身構えずに楽しく普段から防災準備をして頂きたいと思います。

おまけ

 番組の前日に秋田入りしましたが、その日の夜、飲食店で「なまはげ」に襲われました。↓

 帰りの秋田新幹線こまちで頂いた、秋田の工芸品の曲げわっぱの形をした「海鮮わっぱ弁当」。↓おみやげはもちろん「金満」でした。

 車窓から見る景色は、吹雪の大荒れ。↓昨日、脱線事故を起こした秋田新幹線とニアミスでした。

*1:[http://d.hatena.ne.jp/yashoku/20130228/p1:title=NHK秋田放送局・エフエム秋田・ABS秋田放送の3局共同番組に出演します] - 夜食日記