夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

3ボーイズ@夜のコーヒーショップ

 昨日、夕食の後、近くの喫茶店にコーヒーを一杯ひっかけに行きました。

 その店のその時間の客層は大学生やビジネスマンが主流で、ノートパソコンや本を開いている人が多めといった風景です。

 小さい丸テーブルの席に座って、本を読みながらコーヒーをすすっていると、隣のテーブルに勉強道具をいっぱいに広げた若い男性が、立ったり座ったり、隣の知り合いとおぼしき男の子二人と話したりと、やたら落ち着きがない様子。

 トイレに立った時に、その彼のテーブルに「赤本」が置いてあるのがちらっと目に入ってきました。

 ははーん。そういうこと。

 国公立大学一般入試の前期日程の試験日が、来週月曜日の2月25日から始まります。「試験直前になって、家で一人で勉強するのが不安な男子高校生三人が、夜喫茶店に集まっている図」ということで了解しました。

 試験前の緊張で家で悶々としながら過ごすよりも、友達とダベりながら一緒に勉強したい気持ちはオレにもまぁ分かるよ。ただ、はたから見ると、勉強に集中しているようには全く見えないぜ。

 試験まであと3日。「きちんと朝型にして万全の状態で試験に挑めよ」とおせっかい大学教員は思いながら、店を後にしたのでした。