夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

花いちじくの天ぷら

 昨日、あるお店で「花いちじくの天ぷら」というものを食べました。

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 イチジクは秋頃に旬を迎える果物ですが、夏の一番はじめに数個だけ収穫できる小さいイチジクのことを「ハナイチジク」と呼ぶそうです。

 もともとイチジクは、花を咲かせずに実をつけるように見えることから「無花果」という漢字が与えられています。そうすると、ハナイチジクの漢字は、「花無花果」という何とも不思議な感じになりますね。

 味は、イチジク独特の“ぷちぷち”した食感の中に、控えめな甘味とフルーティな香りがほわっと立ち上がる風味でした。

  今の初夏の清々しい天気にマッチしたさわやかなおいしさでした。