夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

エンド・オブ・サマー・ミール End-of-Summer Meal

 午前中、勤務先から離れた別のキャンパスで会議があり、帰りに、仙台北環状線沿いの讃岐うどんのお店でお昼をいただいました。

 半熟玉子天うどんの「ひえひえ」。とても、おいしかったです。

 日本全国、厳しい残暑が続いていますが、仙台は今週末から最高気温が30℃以下になるとの予想で、連日の真夏日からやっと解放されそうです。

 そして昨日は、宮城県の気仙沼と女川で「サンマ初水揚げ」というニュースも聞こえて来ました。夏の影が薄くなり、秋の足音が確実に近づいています。

 「いやー、暑いー。」だの、「いやー、夏バテだ。」だの、やれ「はやく涼しくならないかなぁ。」だの言いながらも、一方で感じる、夏の終わりの“独特の寂しさ”を、冷たい汁に入った冷たいうどんのコシがさらに一層強めるのでした。

 うどん屋さんを出た後、「オレの2012の夏は、まだ終わっちゃいねーぜぇ!」という気持ちがふつふつと湧き立ち、帰る途中にあるお茶の井ヶ田の「喜久水庵」さんに寄り、「抹茶ソフトクリーム、カップで!」と力強く注文している自分がいました。

 「ソフトクリームこそ、夏の証だぜぇ!!」

 ただ、この井ヶ田の抹茶ソフトは大好きで、一年中食べています。そして、夏じゃなくても、一年中いつでもおいしいのです。

 本日、宣言させていただきます。

 ありがとう「夏食」、ウェルカム「秋食」!

 秋刀魚、栗、きのこなどのおいしい秋の食材たちのお越しを、心よりお待ち申し上げております。