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夜食日記

食品研究者が夜中に「食」についてつらつら綴る日記。専門は、分子レベルの「食品学」「調理学」「栄養学」。「クックパッド食みらい研究所」特別研究員。分子料理・分子調理ラボ(www.molecular-cooking-lab.net)を主宰しています。食ほど体と心に影響を及ぼすものはないと思いませんか。

福島民報1面コラムに掲載されました

食品保存 食の情報 非常食・保存食 食と震災

 先週の防災の日の9/1(土)、私の出身地である福島の地方紙「福島民報」の1面コラム「あぶくま抄」に、私の拙著「大震災を生き抜くための食事学」のことを掲載していただきました。

 福島民報社さんのWebに、そのコラムの全文が載っています。

あぶくま抄(9月1日)

 家庭で非常食を3日分以上備蓄しているのは全体の2割弱−。食品会社が30日にまとめたアンケートの結果だ。必要を感じる一方で「どんなものを用意すればいいか分からない」との回答も目立った。

 「常備蓄」を本宮市出身の石川伸一宮城大准教授が勧める。普段食べ慣れている品を災害時にも使うためのやり方だ。乾麺やパスタ、肉やツナの缶詰、ワカメやノリなどの干物、ドライフルーツやお茶、菓子…。長期保存可能な食品を日ごろから買いためておき、古い順にトコロテン式で用いる。もちろん、水は欠かせない。

 「おいしい食べ物は気持ちを落ち着かせ、希望を生み出す原動力」。緊急時の食は量の確保や公平性が優先されがちだ。しかし、味や好みを求めるのは「ぜいたく」「わがまま」ではない−。仙台市での被災体験と専門である栄養学の立場から説く(主婦の友インフォス情報社刊「大震災を生き抜くための食事学」)。

 食料だけではなく、調理や熱源の備えも大切だ。秋の風物詩「芋煮会」は、屋外での炊事や火起こしの腕を磨く絶好の機会になるという。家族や地域、職場で計画してはどうだろう。絆を強め、防災力の向上にも役立つ。

( 2012/09/01 08:53 カテゴリー:あぶくま抄 )

http://www.minpo.jp/news/detail/201209013400

 私が本で伝えたかった内容を、見事にまとめていただきました。

 「福島民報」は、実家でずっと取っている馴染みの新聞ですので、なおさら嬉しく感じたのでした。