夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

夏はICEで?、いやいや“ゼリー”で!「ゼリーカップヌードルライト」への挑戦

 食品会社各社は、節電の夏に向けて、冷たい食品の開発や冷たくして食べるスタイルのPRに力を入れています。

 その中でも、注目度が高いのは、日清食品さんの「カップヌードルライト」に氷を入れ、冷たくして食べる「夏はICEで!カップヌードルライト」のキャンペーンでしょう。

 私は、ポッキーを「ポッキー・オン・ザ・ロック」として新しい食べ方や食シーンを提案した、江崎グリコさんのマーケティング戦略を思い出しました。

 暑い夏本番の到来に向けて、「アイスカップヌードルライト」以外の“新しい食べ方の提案”はないか…。

 先週末、ふと、ひとつの案がふらっと頭に浮かびました。

 「ゼリー化」ってどうだろう。

 うん、やってみよう!

用意するもの

  • カップヌードルライト3兄弟(レギュラー、シーフード、カレー)

  • ゼラチン6 g×3

作り方

 STEP 1 急須に入れたゼラチンを、計量カップで正確に計り取った320 mlのお湯でよく溶かす。

 STEP 2 フタを開け、しっかり溶かしたゼラチン溶液を注ぐ。

 STEP 3 フタを閉じて、3分待つ。

 STEP 4 氷で冷やす。

 STEP 5 冷えたら、容器ごとアルミで包む。

 STEP 6 シーフード、カレーも同様のステップを行い、冷蔵庫で一晩冷やす。


 翌日、私は斬新な“造形”を目撃することになる…。

 次回につづく。