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夜食日記

食品研究者が夜中に「食」についてつらつら綴る日記。専門は、分子レベルの「食品学」「調理学」「栄養学」。「クックパッド食みらい研究所」特別研究員。分子料理・分子調理ラボ(www.molecular-cooking-lab.net)を主宰しています。食ほど体と心に影響を及ぼすものはないと思いませんか。

模擬講義「たまご学入門」@宮城大学食産業学部オープンキャンパス

食の科学 食のイベント

 事前に告知すべきでしたが、本日、勤務先の宮城大学産業学部でオープンキャンパスが開かれました。

 例年、7月に第1回目のオープンキャンパスを開催するのが常でしたが、本年度は大学・学部としても初めてこの5月にオープンキャンパスの初回が開かれました。

 五月晴れの青い空が目いっぱい広がる、とても気持ちのいい本日。多くの高校生やご父兄の方々が、食産業学部のある太白キャンパスを訪れていただきました。遠方からお越しの方もたくさんいらっしゃいました。大変ありがたいことです。

 学長・学部長によるガイダンス、パネルによる研究紹介、入試相談、学生生活相談、学生サークル・クラブリポート 、キャンパスツアーなどがありましたが、私は、模擬講義を担当しました。

 「卵学入門(たまごがくにゅうもん)~卵が秘めるなぞを解く~」というやわらかい“ふわっふわっ”した講義タイトルで、学部講義で3つある「食品学」の講義の中から、私たちに身近な食品である「たまご」を取り上げ、そこに秘められたサイエンスをクイズ形式でわかりやすくご紹介しました。

 多くの生徒さんに受講していただいたうえ、模擬講義中とてもいいリアクションをしてくれたので、私も大変気持よく講義することができました。

 全国唯一の「産業学」は、「食」を生産から加工・流通、さらに環境までを包括したかたちで学ぶ、新しいコンセプトの学部として2005年に宮城県の公立大学として設置されました。

 私の所属するフードビジネス学科は、「文理融合」を教育目標に掲げており、「技術のわかるマーケッター」「マーケティングがわかる技術者」の養成を行なっています。

 現代社会の問題は、要因が複雑化しているため、従来の文系だけ、理系だけの知識では、対応しきれないことが多いため、さまざまな分野において文理融合教育の必要性が年々高まっていいます。

 最近、工学分野でも「文理融合」を取り入れる大学が増えていますが、食の分野での本格的に文理融合を推進し、リードしているのは宮城大学産業学部フードビジネス学科でしょう。

 時代の要求に合っているのか、卒業生の就職率はきわめて良いです。

 第2回のオープンキャンパスは7月29日(日)、さらに大学祭開催中に開かれるミニオープンキャンパスは10月14日(日)の予定となっています。

 今回お越しになれなかった方は、是非次回に足をお運び下さい。アットホームな雰囲気で教職員がお待ちしています。

 おまけ。今日の模擬講義で出した「たまごクイズ」の三択問題10問。↓