夜食日記

食品研究者が夜中に「食」についてつらつら綴る日記。専門は、分子レベルの「食品学」「調理学」「栄養学」。「クックパッド食みらい研究所」特別研究員。分子料理・分子調理ラボ(www.molecular-cooking-lab.net)を主宰しています。食ほど体と心に影響を及ぼすものはないと思いませんか。

研究者的「職業病」?

 先日、このような↓イラストが、メールで送られて来ました。

 "HAPPY EASTER"

 復活祭のシンボル、“イースター・バニー”と“イースター・エッグ”ですね。

 私は、職業上「卵の研究」を10年以上しているせいか、中央の「卵」に真っ先に目が行ってしまします。そして、その卵の“色”や“フォルム”に、しばらく釘付けになります。

 海外留学中、イースター・エッグに関連するグッツが、イースターの季節になると、おもちゃ屋やあちらの100円ショップのような所でたくさん売られていました。イースターを過ぎると、かなり値引きされて店頭に並んでいたので、しこたま買い込み、日本に持ち帰って来ました。それらの一部は、私の大学の自分の部屋に飾っています。

 研究者の中には、自分の専門のものを趣味でコレクトする習性を持った方が、きっと多いことでしょう。豚を研究していれば豚グッツ、鶏を研究していれば鶏グッツなど。対象を愛するがゆえの行為ですね。

 私の場合、卵グッツの収集が、いわばライフワークとなっています。

 今では、あらゆる店で、特に探そうとしなくても、卵の形のモノが自然と私の目の中に飛び込んでいます。

 絶えず卵にアンテナを立てているので、その「察知能力」は研ぎ澄まされ続け、“HEROES”並?の特殊技能が身についています。

 さらに最近、自分が末期症状かなと思ったのは、居酒屋でお酒を飲んでいた時、後ろの別のグループで発せられた「卵」という言葉に敏感に反応してしまったことです。

 聞き耳を立てていたわけではなく、喧騒の中で「卵」という単語だけが、ココロに「ずどん」と入って来ました。まるで、自分の名前を呼ばれたかのようでした。

 私だけですかね、このような経験…。

 最近、本屋で見つけて衝動買いしてしまった、本2冊。

 そして、斬新なお菓子「たまごごはんサブレ」。

 研究者の皆さん、「職業病」にはくれぐれもお気をつけ下さい。