夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

科学者が明らかにした「完ぺきなトーストを焼く方法」

 10月号のクーリエ・ジャポンで「おいしいトーストを焼く方程式の大発見」という小さい記事を発見。私にとってかなりツボの記事です。

 元ネタはUKのデイリー・エキスプレスの記事から*1

 イギリスのパンメーカー「フォーゲル Vogel」に依頼された研究チームが、2000枚のトーストを食べ続けて出した結果、

世界一のトーストは、14 mmの厚さのパンを154°Cで3分36秒焼き、1平方インチ(6.5平方センチメートル)あたり0.44 gのバターを塗ったもの

という…。

 研究チームがパンのサクサク感と焼き色加減をグラフ化して、下のような一つの曲線の式を導き出しました。発見した研究グループは、その曲線を“フォーゲルの曲線”と名づけました。


 研究が、本気なのか、冗談なのか、そのわからさな具合が実にいいですね〜。

 「朝食はご飯派」の私としては、「完ぺきなご飯を炊く方法」を研究して、自分の名前が入った“ご飯方程式”を導き出したいものです。そのためには、ご飯は最低2000杯は食べないといけませんね、きっと。

 また、フォーゲルさんは、「The Love Toast Community」という素敵なFacebookのアカウントを持っています。いい。実に、いいね!

*1:Express.co.uk - Home of the Daily and Sunday Express | [http://www.express.co.uk/posts/view/260377/Crumbs-scientists-reveal-how-to-make-perfect-toastCrumbs-scientists-reveal-how-to-make-perfect-toastCrumbs-scientists-reveal-how-to-make-perfect-toastCrumbs-scientists-reveal-how-to-make-perfect-toastCrumbs-scientists-reveal-how-to-make-perfect-toast:title=Odd News :: Crumbs... scientists reveal how to make perfect toast]