夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

農家の人が農閑期にだけ作るそうめん

 お盆、実家に帰省中、親戚の方の新盆(人が亡くなってから初めて迎えるお盆)に行きました。

 御仏前のお返しとして、その親戚の親戚の方が農業のひまな時期にだけ作っているというそうめんを大きな”箱で”頂きました。

 個人で趣味的に作っているようで、生産量が少なく、また作れる時期も限られているため、かなり希少性の高いそうめんだそうです。私もこのそうめん、初めて見ました。

 地元のスーパーでも見かけることはなく、ウェブ購入やお取り寄せもできないいわば超地元限定品ともいえる幻のそうめん。「農家の人が農閑期にだけ作るそうめん」というチャッチフレーズは、意外と集客力があるでしょう。

 今年の夏は、ひどい猛暑ですが、そうめんはまだ一度も食していません。これから、このそうめんをゆでて頂きます。