夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

料理の履歴書 第1話 にぎり寿司

 わたしたちが普段食べている料理・メニューは、実はものすごい「ベストセラー商品」だったりします。長年食べられている料理には、それなりの”訳”があります。

 そんな料理をリスペクトする意味を込めて、料理を人に見立てた”履歴書”をシリーズでお伝えします。その第一弾は、私の最も好きな食べ物「にぎり寿司」からスタート。


氏名:にぎり寿司(Nigiri zushi)
出生年:1822年
年齢:188歳(2010年 現在)
本籍:東京(江戸)、日本
経歴: *1*2

  • 1822年(0歳) 「与兵衛寿司」の華屋与兵衛によって発明される
  • 1836年(14歳) マグロが寿司ネタに使われるようになる
  • 1958年(136歳) 回転寿司が大阪で誕生
  • 1963年(141歳) 「カリフォルニアロール」がロサンゼルスで誕生

家族構成:なれ寿司(父)、押し寿司(母)、のり巻き(妹)、いなり寿司(弟)
ひとこと:江戸の庶民の出です。趣味は衣替え、特技は回転です。ヘルシーブームに乗って、世界中で人気です。

*1:すし・寿司・SUSHI(PHP新書)森枝 卓士(著)

*2:wikipedia:寿司