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夜食日記

食品研究者が夜中に「食」についてつらつら綴る日記。専門は、分子レベルの「食品学」「調理学」「栄養学」。「クックパッド食みらい研究所」特別研究員。分子料理・分子調理ラボ(www.molecular-cooking-lab.net)を主宰しています。食ほど体と心に影響を及ぼすものはないと思いませんか。

カシスマスタード

 先日、スーパーで「カシスマスタード」なるものを見つけたので買ってみました。

 早速、鶏肉を焼いてこのカシスマスタードをのせていただきだした。

 マスタードの酸味にカシスのフローラルの香りが加わって、なかなか美味でした。何となく一足早い「クリスマス」の感じがしました。

 購入したカシスマスタードはフランス産でしたが、果実を調味料にあわせるという発想が私にはあまり湧いてきません。日本でもフランス以上にいろいろな果実がとれると思うのですが、「果物は生で食べる」信仰が私たちにはまだ残っているように感じます。
 果物に限らず、野菜、特に魚などではこの「生食至上主義」が日本人の心に根強くあります。その原因が知りたいとところです。

 ただ「梅」だけは、生よりも梅干しや梅酒など、加工されて食べられる果実の代表的なものでしょう。「鶏ささみ肉の梅肉あえ」があるように、梅干しの酸味も鶏肉に良く合います。

 なんだか、自家製「梅マスタード」をつくってみたくなりました。鶏肉に合うのは、間違いないでしょう。