夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

食旅のススメ

 高速料金均一化やサーチャージの低下で、GW中は多くの人が旅行に出かけるでしょう。私は国内外問わず旅行が好きです。食と旅に興味があるので、当然旅が「食旅」になることがほとんどです。トラベルビジョンのニュースから。

食が目的の旅をした人は76%、リピート希望は39%に−JTBウェブアンケート


 JTBの旅アンケート「たびQ」で「地元の食や」「ご当地グルメ」に関するウェブアンケートを実施、食を目的に旅をしたことがある人が76%との結果となった。日帰り旅行や、レストランに行くために出かけたものもアンケートの対象としている。

 食を目的にした旅をしたことがある人のうち、またその土地を訪れたいと思う人は39%で、「その土地の空気も景色もごちそうの一部だと思った」「その土地で食することが新鮮でより美味しいと感じる」と、食は旅行動機となるほか、経験することでその土地の強力な魅力付けの一つとなることがうかがえる。

 今までに食べた思い出深いグルメであげられたのは、北海道の海鮮や仙台の牛タン、愛知の味噌カツや広島、大阪のお好み焼きなど多数にのぼる。回答には味付けや調理法の違いや旬の味覚の喜び、その旅行でのエピソードなどのコメントが寄せられ、旅行の思い出が色濃く残っているようだ。まだ、あまり知られていない地元の食やご当地グルメを聞いた回答では、会津若松市の煮込みソースかつ丼や長野県伊那地方のローメン下呂のトマト丼、埼玉県行田のフライなど、多くの味覚が寄せられ、これらは地域活性化にも繋がっているという。


[トラベルビジョン-ニュース 2009/04/03]

 日本ほど世界中のあらゆる料理が食べられるところはないと言われます。最近日本でプチブームのバーニャカウダも、本場イタリアでは一地方の労働者料理に過ぎず、イタリア人よりもむしろ日本人の方が今では多く食べているほどでしょう。

 世界中の料理を食べ尽くした日本に残された最後の秘境料理が、実は「ご当地グルメ」なのかもしれません。私は観光スポットを調べる前に、グルメ情報やレストラン情報を先に仕入れるのが常です。

 先日もこのパンを買うためだけに横浜に行きました。