夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

食品会社の入社式での社長の訓示

 昨日は4月1日。入社式の会社が多かったことでしょう。日清食品日清製粉、明治製菓、明治乳業の入社式での社長の言葉を時事ドットコムから。

食は聖職、天職に=安藤日清食品HD社長〔入社式〕


 安藤宏日清食品ホールディングス社長=創業者は「食は聖職なり」と語り、食の仕事を天職と思って取り組むよう言ってきた。食とは生命にかかわるすべての根源を支えるもの。「食は聖職なり、食を天職となす」との言葉を肝に銘じ、業務に取り組んでほしい。人生にはひとつの無駄もない。100年に一度と言われる世界同時不況の中にあるが、我々はそれを成長のチャンスととらえている。食品は苦境に強い商品。やればやっただけの成果が上がる環境下にある。食の仕事を天職と思い、頑張ろう。


時事ドットコム 2009/04/01-19:26)

食を担う仕事に誇りを=村上日清製粉グループ本社社長〔入社式〕


 村上一平日清製粉グループ本社社長=世界的な大不況の中で社会人としてのスタートを切ったわけだが、日清製粉グループという食品会社からスタートすることに誇りを持ってもらいたい。人間が生きていく上で必要な衣食住の中で最も基盤である食を担っており、その一翼を担うのだ。社会に対し与える側になるという意識に頭を切り替え、勉強し、必要なことは自分の頭で考える。やってみなければ何もできない。思い切って仕事に取り組んでほしい。


時事ドットコム 2009/04/01-19:03)

「強くておもしろい会社」目指そう=佐藤明治製菓社長〔入社式〕


 佐藤尚忠・明治製菓社長=本日は当社と明治乳業が統合し、明治ホールディングスが発足した記念すべき日。統合の目的は、食と健康の分野で世界のリーディングカンパニーとして勝ち上がっていくことにある。お客様の生活充実に貢献するという使命を持ち、「強くておもしろい会社」を目指して、常に高い目標を掲げ、若者らしく情熱をもってやりぬいていってもらいたい。


時事ドットコム 2009/04/01-17:46)

気概と勇気で新しい歴史を=浅野明治乳業社長〔入社式〕


 浅野茂太郎明治乳業社長=今日4月1日、当社は明治製菓と経営統合し、明治ホールディングスを設立した。これから皆さんが歩む道が新しい明治グループの歴史となる。自分たちが新たな信頼の歴史を築いていくのだという「気概」と何事にも立ち向かう「勇気」を持ち、グループ理念を実現するべくこれからの活躍の場に臨むことを期待している。「早く仕事を覚える」「勉強する」「ネットワークを構築する」ということを実践し、大いに活躍されることを信じている。


時事ドットコム 2009/04/01-19:05)

 村上日清製粉社長の「必要なことは自分の頭で考える」という台詞に私は一番反応しました。大学で教育に携わる者としては、教育上強く意識することです。

 大学生はまだまだ「何かをしてもらう」受け身の意識に染まっており、自分で積極的に考え行動できる学生は年々少なくなってきているように感じます。お客様の立場でいると、社会に出て何かを与える立場になってから切り替えに苦労するでしょう。

 大学中に受け身体制から脱却できるよう、講義や実習などを工夫し、学生の意識改革を促したいと思っています。

 応援してるぞ、新社会人、新大学生!!