夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

飲食業は聖職だ!

 ヨーロッパでは、神父さんほどではないでしょうが、主食を司るパン屋は聖職に近い社会的位置にあるといわれています。

 日本でも、飲食業は他の業種と比べて人から感謝されることが多いでしょう。

 そのため、食を提供する側が何かしらの不祥事を起こすと、余計裏切られたという気持ちになるのかもしれません。食品偽装などが予想以上に騒がれるのも、「食関連産業は聖職であって欲しい」という願いの裏返しかもしれません。