夜食日記

分子調理学者。料理・調理のメカニズムを研究する大学教授。著書に『料理と科学のおいしい出会い』(化学同人)、共訳書に『The Kitchen as Laboratory』(講談社)など。分子料理・分子調理ラボ(http://molecular-cooking-lab.net)を主宰。関心は「食×科学×芸術」。

食品衛生

食の安全を「グラデーション信号機」で考えよう

今日、野菜などから検出される放射性物質の上限を定めた食品衛生法に基づく「暫定規制値」を、厚生労働省は、問題ないと判断しました。 自治体からの規制値緩和の要望や、それとは反対の消費者団体の意見などもありましたので、このようなニュースを見ると、…

理性や理屈だけでご飯が食べられるか?

この記事に、コメント、☆やブックマークなどを付けて頂いた方、誠にありがとうございました。 1年以上も前の記事に?という感は否めないですが、いろいろなご意見を大変興味深く拝見しました。 「量」の概念については、きちんと粘り強く説明すれば、ほとん…

新型インフル ー生ハムが不安? 不安なのは知らないからー

豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザH1N1ですが、報道がやや加熱し過ぎのように感じます。マスコミは、不安を必要以上にあおる「恐怖商売」をしてはいけません。 新型インフルの発生に伴う豚肉への不安に対し、世界保健機関(WHO)がさかんに安…

フグの内臓食は危険なギャンブルだ

昨日のフグの食中毒の続報を見て、さらに唖然としました。 山形県鶴岡市の飲食店でフグの白子(精巣)を食べた7人が意識障害になるなどした中毒事故で、店長(65)は白子料理を作ったのは初めてだった。 フグに関する知識もほとんどなかったという。 さら…

素人にフグ料理を出されたら

今日、あり得ないニュースを目にしました。 山形のフグ中毒、無資格で白子料理出す 26日午後10時頃、山形県鶴岡市大西町の飲食店「鮮魚料理きぶんや」(相沢巌店長)で食事をした客から「手足がしびれる」などの119番通報が相次ぎ、7人が市内の病院…